弥山登山をされる方へ
瀬戸内海に浮かぶ神の島・宮島弥山は標高535mの小高い山です。かつての参道である登山道は、原生林に覆われ、数々の町石(石仏で作られた道しるべ)などを目にしながら山頂に向かいます。山頂からの絶景や、付近に点在する多くの歴史遺産の仏閣・仏像も見ることができるなど、見どころいっぱいの弥山です。
片道が長くて2時間と、気軽に登れる弥山ですが、登山の最低限の準備やマナーは必要です。安全で安心して、魅力のある弥山登山、楽しい弥山登山を体験していただくため、次の5項目のチェックポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
1.持ち物チェック-水分補給や昼食などの準備を忘れずに
飲み物(500mlペットボトル)、甘いもの(アメ、チョコ等)を持参してください。また島内や山頂などにはお弁当は販売していませんので、必要な方は事前にお持ちください。雨天の可能性がある場合は、雨具(レインコート)を用意したほうが良いでしょう。
2.服装チェック-ハイヒールやサンダルは危険です
ハイヒールやサンダルは怪我がの元になります。山で歩きやすい靴(トレッキングシューズなど)に履き替えて登ってください。とくに雨や雪の日は滑りやすくなりますので、足元には十分注意しましょう。また動きやすい服装が基本です。ズボンは、長ズボンのほうが良いです(ジーンズはおすすめしません)。
3.下山時間チェック-15時以降に登山する場合
夕方の谷間はすぐに暗くなります。日没時間やロープウェイの最終便を確認してから登ってください。もし遅れた場合は、比較的暗くなるのが遅い大聖院コースを下ってください。4.マムシやスズメバチに注意!
夏場は、マムシやスズメバチに気を付けましょう。もし噛まれたり、刺されたりしたら、すぐに119番へ。5.山のマナーを守ろう!
●ゴミやティッシュ、タバコの吸い殻は山に捨てない!
●山の植物を持ち帰らない!
●動物にエサを与えない!
これらは山のマナーの基本原則です。山の荒廃を防ぎ、植物を保護するために登山道以外のところはにはむやみに踏み荒らさないようにしましょう。
【緊急時連絡先-怪我や事故、病気になった場合は下記に連絡してください】
◆大聖院・本坊:0829-44-0111
◆大聖院・弥山:0829-44-2071
◆宮島ロープウェイ:0829-44-0316
◆廿日市警察所・宮島交番:0829-44-1110